冬のオーバークール対策をしてみよう!!
エンジンの温度が(水温が)上がらないままだと
本来の性能が発揮できないばかりかダメージを与えてしまうことも…
そんな「オーバークール」の対策を実施しました。
前から気にはなっていたのですが”某雑誌”のこの記事「1発始動!暖気も短縮!走りも良好!」…ホンマかいな??そんなワケで今回は「オーバークール対策」をやってみました。ラジエーターの有効冷却面積を減らしてやるという簡単な工作です。それにしても始動性は変わらんだろうに…
まずは材料調達。ステンレスの平板、100×200、t=0.3o、218円ナリ。「あなたのアイデアで使い方いろいろ!」です。ふっふっ、出してあげようじゃないの、アイデアを。
今回の購入材料はこれだけ。
まずは実況見分。こいつが冷やしすぎの素、ラジエーター。表面積の1/3を目標に適当な採寸をします。ラジエーターガードの網と本体の間に、さっきの板を挟み込む。意外と簡単に出来そう…

…その前に、暖かくなったら取り外すので簡単でないと困ります。
早速、穴空けの位置にマーキング。穴は2つだけです。ラジエーターガードのボルトと友締めします。いや〜ラッキーな所にボルトがありました。
そして穴あけをします。これが結構苦戦しました。侮るなかれ0.3o、しかもステンレス。この時ばかりはアルミにすれば良かったと思いました。苦戦しながらも穴あけ完了。
そこら辺に転がっていたクッション材を拝借…。どうか大奥様に見つかりませんように…。ラジエーターとの干渉防止です。これで加工は終了です。いざ、取り付けに挑みます。
取り付けも簡単。こんな感じでラジエーターとガードの間に挟みこむだけ。少しばかり狭いだけでサクサクと取り付けをしました。
これで完成です。予定通り、全体の1/3を塞ぐことが出来ました。整形も実施すればもっと一体感のある出来栄えになると思います。当日は時間の都合で実施できませんでした(メンドくさいだけだったりもします)。こんな感じになりましたけどどうでしょう?
…で、早速試乗。んん〜、確かに水温の上がりが早く調子も良い。当日は風が強く気温も低めだったのですが、取り付け前に比べると確かに走りが良いです。温度が安定したせいか、暖かい時のように力強く加速していきます。コストも安く、取り付け簡単!
こいつは意外とお勧めです。特に高粘度のオイルをお使いの方、ひとつ作成してみませんか?


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